頭部外傷
頭部外傷
頭部外傷は打撲傷や切り傷から脳挫傷まで、軽度なものから重度のものまで様々です。
当院では頭部のお怪我について傷の処置のみならず、外傷によって頭の表面だけではなく頭蓋内・脳や骨にまでその影響が及んでいないかCTやMRIを用いて画像検査を行うことも可能です。
外傷に伴う頭痛や吐き気、めまいや一時的な記憶の喪失などの症状を医師が鑑別しながらご本人やご家族様と相談のうえ、必要に応じて検査を行います。
特にCT検査は頭蓋内の出血や脳の損傷・腫脹、骨折などの画像診断を短時間で検査することができるので、検査のために長時間同じ姿勢を保てないような患者様においても有用とされています。
頭部外傷は、まだご自身の痛みや体調を上手にお話できない乳幼児から激しいスポーツなどで活動的な方、歩行が不安定で転倒しやすいご高齢者までどなたにでも起こりうるお怪我ですが、当院ではどのご年代の方でも診療に対応しております。
頭をぶつけてしまい下記のような症状がみられる時やご心配な時は迷わずご来院ください。
また特にご高齢になると、頭をぶつけたときは何の症状もなく、画像検査でも異常が認められなかったとしても、1ヶ月以上経ってからゆっくりじわじわと頭の中に血液がたまって血腫ができることがあります。このような病態を慢性硬膜下血腫と言い、無症状のこともあれば、頭痛や吐き気、歩きにくさや認知症のような症状を起こすこともあります。このような病態もCTやMRI検査ですぐに診断が可能ですので、ご心配なときはいつでもご受診ください。
尚、交通事故や第三者行為によるお怪我や通勤中・業務中のお怪我については保険の取り扱いが変わる場合がございますので受付時に必ずお申し出ください。