意識がなくなる|青葉台脳神経クリニック|青葉台駅の脳神経外科・脳神経内科

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意識がなくなる

意識がなくなる

一過性に意識を失うことを「失神」といい、通常、数秒から数分間で後遺症も残さずに軽快します。これは一時的に脳に行く血液や酸素、ブドウ糖などが欠乏することで起こります。それ以外の意識消失は「意識障害」の可能性があり、何らかの疾患が原因で起こることがあります。
意識障害は、特に高齢者の救急外来受診の主な原因の一つで、脳または心臓の血管障害、不整脈、てんかん発作によることが多いですが、重篤な感染症、薬剤、肺や肝臓、腎臓の機能不全など様々な要因で起こります。

失神の種類と疾患

神経調節性失神

最も多くみられるのは脳貧血による失神です。血管迷走神経反射や神経調節性失神と呼ばれています。学校の朝礼や集会などで立ち続けたときや、ご高齢の方では食後や排尿後などに起こすこともあります。目の前が暗くなり、めまいや悪心などに続いて顔面が蒼白になり意識を消失して倒れてしまいます。自律神経のバランスが崩れることで末梢血管の抵抗が減少し、血圧低下とともに脳血流が低下して意識がなくなります。立ち上がった直後に血圧の調節ができなくなる起立性低血圧も迷走神経反射性失神の原因になることがあります。
一時的な体調の問題で起こることが多く、生命に関わることは少ないですが、失神を繰り返したり、横になっているときに起こったりする失神は、別の病気が原因になっていることもありますので、一度、受診をおすすめします。

てんかん発作

脳が原因の失神にはてんかん発作があります。てんかんは脳内神経細胞の過剰な電気的興奮に伴い、けいれんや意識障害などを発作的に起こす脳の病気で、原因疾患が見つからない特発性のてんかんと、脳梗塞・脳出血、脳腫瘍、脳炎など脳の病気が原因となっている症候性のてんかんがあります。すでにてんかんと診断されている場合は、通常は失神には含まれませんが、てんかん発作か失神かを区別するのに難渋することもありますが、発作時の徴候を詳細に調べることで診断が付くこともあります。

脳卒中の場合の失神

くも膜下出血では、軽症の場合、一時的な失神だけで意識が回復することがあります。この場合、経験したことがない突然の激しい頭痛を伴うことが多いです。脳血管の異常による失神は突然起こります。このような失神は脳梗塞の前兆であったり、重大な脳の病気が隠れていたりすることがありますので、速やかに受診してください。

心原性の失神

危険な失神の代表は心臓病による失神で、不整脈によるものが第一に挙げられます。徐脈(脈が遅くなる)によって起こる心ブロック、頻脈(脈が速くなる)によって起こる心房細動や心室細動で、心臓からの血液を送りだす量が減り、脳虚血となって失神を起こします。その他急性冠症候群(心筋梗塞)や大動脈解離・大動脈弁狭窄症でも失神を起こします。
心臓病による失神は急死の前兆とも言われ、適切に治療しないと生命にかかわります。迅速な対応が不可欠です。

その他の様々な失神

貧血の状態で運動をしたときなども失神は起こります。また、低血糖で起こる失神は頻脈となり、発汗・手の震え・不安が伴います。この他血液中のナトリウムやカリウム、カルシウムの異常でも失神が起こります。
また、このような身体の症状が全く無い場合でも、薬物や精神的な原因によって起こる失神もあります。

失神を起こす主な疾患

器質的疾患(急性)

心原性:急性冠症候群、不整脈、急性大動脈解離、大動脈弁狭窄症、肥大型閉塞性心筋症
肺疾患:肺塞栓症、肺高血圧症、気管支喘息
消化器疾患:消化管出血
その他:感染症、脱水、てんかん、脳血管障害、アナフィラキシーなど

変性疾患(慢性)

起立性低血圧、パーキンソン症候群など

神経起因性失神

迷走神経性失神、頸動脈洞過敏症候群、状況失神(排尿後、排便後、咳漱後、その他)

環境障害、薬物など

熱中症、降圧薬、硝酸薬、低血糖、アルコール、食後低血圧

検査と治療

突然の意識障害では、脳神経系と循環器系の検査が迅速に進められます。主な脳神経系検査には、頭部CT検査、頭部MRI検査、髄液検査、脳波検査等があります。また、治療は意識障害を引き起こす原因となる病気に対して行われます。

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